2024年、ヤフオクから突然の仕様変更の発表があった。
「【重要】Yahoo!オークションの一部URL変更のお知らせ」として記載がある。
詳細はこちらに掲載されている。
ヤフオク!各種URLの変更について
まあ、なんというか一方的でぶっきらぼうな告知だ。
これによって、旧URLが使えなくなり、出品ページに貼り付けていた「出品リスト」のリンクがすべてリンク切れとなってしまった。
実際に自分のページを確認すると、リンクをクリックしても新しいリストではなく、現在は上記のヤフオクの案内ページに飛ばされてしまう仕様になっていたのだ。
出品リストのリンクが持つ重要性
商品ページを見に来てくれた人が「この出品者は他にどんな商品を出しているのだろう?」とクリックするのが出品リストへのリンクである。そこからさらに検索やソートができ、落札につなげるために非常に重要な導線となっていた。
👇️私の場合は以下のように商品説明に出品リンクを作成している
それがリンク切れとなり、アクセスが絶たれてしまうことは、個人出品者にとって大きな打撃である。
特に私の場合、出品数は数千件にものぼるため、ひとつひとつ手作業でリンクを修正することは現実的に不可能であった。
解決策:アップツールの「出品コンバーター」機能
悪夢がよぎったが、幸いなことに効率的な方法が存在する。
ヤフオクが提供している アップツール (LYPプレミアムの会員なら誰でも使える。WEB上で使えるのでインストールなどは不要だ)を利用すれば、出品データを一括で編集できる。「出品コンバーター」機能を用いて、旧URLから新URLへの置換を行えば、一発で修正可能だ。
さっそく最初に実験的に100件ほど置換してみたのだが、なんと一部の出品ページでリンクがうまく変換されていないことに気づいた。
焦って調べてみると、(私の場合)商品説明欄の中に「https版」と「http版」の2種類の旧URLが混在していたのだ。つまり、単純に1つの置換条件を設定するだけでは抜け漏れが出てしまう。そこで置換条件を複数設定し、http版・https版の両方を新URLに変換するようにしたところ、すべて問題なく修正できた。
アップツールは条件を複数指定できる仕様になっているので、このようなケースにも柔軟に対応できるのがありがたい。
使い方は簡単で、アップツールを開いたら左の出品コンバーターメニューを展開し、商品説明の編集に進んで変更するだけ。
細かいやり方などはこちらの記事を参考にしてほしい👇️
個人出品者が直面する課題
ストア出品者であれば専用の管理ツールや一括編集機能が提供されているとおもう。
しかし、個人出品者には基本的にそうした機能がなく、今回のような仕様変更に直面すると非常に困難を強いられる。
アップツールの存在はまさに救い。
まとめ:リンク切れを防ぐために
- ヤフオクの仕様変更により、旧来の「出品リスト」リンクはすべて無効化された。
- 個人出品者にとっては数百~数千件の修正が必要となり、大きな問題となる。
- 解決策として、ヤフオク公式の「アップツール」を用いれば、出品説明欄のリンクを旧→新に一括置換できる。
- 置換条件を複数設定することで、http・httpsなどの混在にも対応可能。
リンク切れで困っている個人出品者は、まずアップツールを導入し、出品コンバーター機能で修正するのが最も現実的で効率的な方法である。
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