電気代高騰?『タダ電』解約申請時の意外すぎる注意点と解決法とは?

※本記事公開後、料金体系が更に改悪。改定後の詳細はこちらの記事↓で。本記事の無料分の数字は改定前なので便宜数字を読替えてお読み下さい。

お世話になった『タダ電』を解約した。その解約方法や注意点について書いていく。

冬季に入って電気の使用量が上がってきた。かなり節約しているとはいえ我が家は夫婦二人暮らしで1人は常に家にいるからそれなりに電気は使う。

冬場はなかなか我慢できないものもある。

そうすると使用量は200khwを超えてくる。このあたりになると、『6500円分(およそ月100kwh)までの無料分を超えた場合の単価の高さ(65円)というデメリット』の方がタダ電のメリットを超えて色濃くでてくる。これが退会の主な理由。

また、今のところ燃料調整費についても地域電力に比べ条件が悪い。

ちなみに8月からお世話になったのだが、念願のタダ(0円)は未達成。だが、他では実現不可能な安い価格で数ヶ月を凌げたことに大変感謝している。

『タダ電』の解約手順は現状ではお世辞もすっきりとしてはいない。

解約に関しての受付窓口に少し戸惑う。

規約には
1メールで知らせてくれ
書いてあったし、前にアプリから質問した時には

2「こちらへの連絡はいらない。新しい電力会社からこちらに通知がくる 」

旨回答をいただいた。
※この解答内容は、よくある質問にも記載されている。

また、
3アプリのマイメニューの下部には「解約する 」のメニュー
もある。

上記だけでも3種類あって正直方法がよくわからない。

今回管理人は事前に東京電力(従量電灯プラン)に申込済で、その時に東電の人から「 従量電灯プランは旧プランのため、自動的に現在利用している会社が解約にはならないので、※必ず現在利用中の電力会社に切り替える旨を伝えてほしい と言われていた。

これで(少なくても今回の自分の場合は)2の解約方法は消えた。

※東電には12月初旬に電話を入れ、切り替え日が12/15と案内された。

 

タダ電アプリの問い合わせ(マイメニュー)から解約方法を運営に質問してみた

『解約時は連絡をしなくてもいいと以前言われたが、新しい電力会社からは必ず現在の電力会社に連絡するように言われたのですがどうすればよいか?』

上記のように質問。

それに対する公式回答は

アプリから解約してくれとの事。メール解答やよくある質問に記載されてあるとおりに進めていたらきちんと解約できたのかどうか少し不安だ。

サポートメールアドレス hello@tadaden.jp

 

タダ電アプリから解約申し入れ手順  一度解約すると再契約不可!?

  1. アプリマイメニュー下部の『解約する』をタップ
  2. 引き止め文が出るのでよく読んでそのまま退会画面にすすむ。
  3. 希望解約日には新しい電力会社から聞いている切り替え日を記入して解約申請をする

あとはそのまま画面の案内通りに進めばいいだけだ。

おっとここで気になる文言が!

「 一度解約した場合再加入できません」

これはあまり電力会社では見たことのない警告文。

安い時だけ利用して高そうになったらやめるなんてけしからん!と言われた気分だ。

少し躊躇したがそのまま解約手続きを続行。

これで解約手続きが完了。しかし…

翌日気が付いたのだが、アプリの使用量データの取得が止まっている。再ログインなど色々やってもダメだ。

解約申請をした昨日を最後にデータの更新が止まってしまった。
解約日はまだ先なのだからこの状態で止めるのはいくら何でもよろしくない。

大事な請求金額などもこのままではわからない。

解約手続き途中の警告文や解約申し出後のデータ取り停止についてまた質問してみた

ここでまたメールで問い合わせしてみる。

ついでに退会手続き中に出てきた「再加入できない 」の件も聞いてみた。それぞれについての回答は

○データに関して 基本的には解約申し込み後取得をストップする
○再入会に関して 基本的には再入会不可

ただし、メールで連絡入れればデータ取りはすぐ再開してくれるらしい。今回もメール後にすぐデータ反映が復活した。

再入会に関しては、基本的には再加入不可らしい。しかしこれも時と場合によるようでまた入会できる可能性もあるようだ。この辺は含みをもたせた返答。

余談だが『タダ電』さんのメールサポートは返信がめちゃくちゃ早い。いつもチャットかよってレベルでびっくりする。対応がしっかりしていて安心だ。最初の質問はアプリから入れて後はメール文に直接返信すればOK!

『タダ電』解約月の無料分について

解約月が月途中の場合は無料分も日割りで計算される

今回の場合は切り替えが15日なので、タダ電の無料分も100kwhまでではなく、およそ半分になるはずだ。これはきちんと規約にうたわれていることだから問題ない。

アプリ上はまだ請求金額0円になっていても、請求時には日割りの無料分で計算されるはずなのでそこは覚悟しておこう。

まとめ。タダ電解約時の大きな流れ

まず解約を迷っている方は、『例年の自分の電気使用量』をもとに電気比較サイトなどで真冬や真夏の料金を比較してみる。

結果、タダ電の方が安い、または少し高くなる程度なら継続される事をおすすめする。少々高い程度なら、春や秋の使用量が少ない月は本当にタダ付近の料金であるはずなので、安さのメリットの方が大きくなりそうだからだ。

それでも解約を決断した場合のやる事は、

1. 新しい電力会社に連絡を入れて今後の流れを相談する(タダ電側に連絡が必要かどうかの確認と切り替え日の確認)
2. 切り替え日が決まったらタダ電を解約申請。手続きに迷ったらアプリの問い合わせ欄から質問
3. 切り替え日を待つ

こんな流れでいいはずだ。工事などは自分の場合は何もないと案内された。

12/末日現在、タダ電は解約になっているはずだが、特に解約通知など連絡はない。

アプリは14日を最後にデータ取得してないが、その他の請求内容などは見られる状態だ。

アプリがいつまで見られるかは現時点では不明。後々の請求金額との照合のためにも、内容が見られるうちに使用量などはメモしておこう。

ちなみに今年の冬は暖冬で、実はそのまま『タダ電』を利用していても料金的にもむしろ安かった可能性もあって少し後悔している。数ヶ月使ってみて怪しさなどは全くなかったしサポートレベルも高く良い会社だった。

解約検討する際はよくよく考えてから決断されることをおすすめする。

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