年末の出費が一気に増える12月。イオンペイからなかなか強めの還元キャンペーンが出ている。
AEON Pay(イオンペイ)のスマホ決済を使うと、利用合計金額の10%がWAON POINTで戻ってくるという内容。
期間や上限、対象外も細かく決まっているので、「とりあえず使えばお得」ではなく、ルールを押さえたうえで取りに行くタイプのキャンペーンだ。
本記事では、3,000ポイントを確実にゲットするための具体的な利用額と、対象となる決済方法について詳しく解説する。
キャンペーンの基本スペックを整理
まずは公式情報を整理する。要点は以下の通りである。
- 実施期間 2025年12月6日(土) ~ 12月14日(日)
- 対象 AEON Payのスマホ決済(コード決済・WAONタッチ)
- 還元率 利用合計金額の10%
- 還元上限 3,000ポイント(=3,000円相当)
- 応募不要 (自動エントリー)
- 進呈時期 2026年2月25日(水)頃予定
一言でまとめると、「9日間限定・最大3,000ポイント・AEON Pay経由の支払いのみ対象」という設計である。利用日ベースで集計されるため、終了間際の駆け込み利用は反映遅延のリスクがある点も留意したい。
いくら使えば“ちょうどよい”のか
10%還元ということは、理論上は30,000円の利用までがおいしいラインになる。利用額と還元ポイントの関係は以下の通りだ。
| 利用金額 | 還元ポイント(10%) |
|---|---|
| 10,000円 | 1,000 pt |
| 20,000円 | 2,000 pt |
| 30,000円 | 3,000 pt(上限) |
ここを超えても還元は3,000ポイントで頭打ちなので、キャンペーンを狙ってまとめ買いするなら「3万円前後まででブレーキ」が合理的。
日々の食料品・日用品に加えて、クリスマスや年末年始の食材、ちょっとした家電や衣料品をこの期間に寄せていくと、自然に3万円近くまで積み上がる家庭も多いはず。
【最重要】対象となる支払いと落とし穴
今回、最も誤解を生みやすいのが「どの支払いが対象になるのか」という点である。「イオンペイなら何でも10%」ではない。ここを間違えると還元はゼロになる。
| ◯ 対象 | AEON Payのコード決済 (イオンカード払い・チャージ払い) |
|---|---|
| ◯ 対象 | AEON PayのWAONタッチ (iAEONアプリ等で設定済みのもの) |
| × 対象外 | 物理カードのWAON支払い (カードをかざすだけの決済) |
| × 対象外 | Apple PayのWAON (※AEON Payアプリと紐づけていない場合) |
| × 対象外 | WAON POINT利用分 (ポイント払いは還元の計算対象外) |
「いつもの感覚で普通のWAONカードをタッチして終わり」にしてしまうと、10%還元のレールから外れてしまう。
今回のキャンペーンを取りに行くなら、「iAEONアプリ」または「イオンウォレットアプリ」からAEON Payで決済する、というひと手間が必須になる。
また、ポイントを使用した支払い分には10%還元がかからないため、この期間中は「ポイントを使わず、カード払いで貯める」に徹するのが正解である。
どこで使えるのか・買えるのか
キャンペーンの対象店舗は「AEON Pay・WAONのマークがあるお店」とされている。イオン系のスーパーやショッピングセンターはもちろん、イオン以外の加盟店も含まれる設計だ。
WAONが使える店となるとかなり選択肢が広がる。AEON PayマークはなくてもWAONマークがある店なら「AEON PayのWAONタッチ」を利用しよう。
※アプリ上で簡単に新規で発行できる。コード残高との相互移行も簡単にできる。
対象外商品と“抜け道”封じ
対象外商品の代表例として、ミニストップ店頭などで購入できるギフトカード(POSAカード)が挙げられている。
図書カードやApple Gift Cardなどの「金券系」を10%還元で大量購入し、その後別用途で使うような動きは想定済みで、しっかり対象外にされている格好だ。
通常の食品・日用品・衣料品などは記載上、一般的な範囲で対象に含まれる。ギフトカードなど“疑似現金”になるものを買わなければ、そこまで神経質になる必要はない印象である。
ポイント付与までのリスク管理
ポイントが付与されるのは2026年2月25日頃と、キャンペーン終了から少し時間が空く。その間に以下の状態になった場合、対象外とされるリスクがあるので抜かりのないよう。
- 会員資格を喪失した場合
- 支払い遅延が発生した場合(イオンカード使用の場合)
- その他、カード利用が制限されている場合
また、キャンペーン終了直前の決済については、加盟店側の処理が遅れて決済の反映が遅れると、キャンペーン期間外として扱われる可能性がある。ギリギリに高額決済を入れて「後でポイントが付かなかった」となるとダメージが大きいので、余裕をもって使うのが無難である。
まとめ:3万円ラインを意識して計画的に
このキャンペーンを最大限活かすためのチェックリストは以下の通りである。
- ✅ 12月6日〜14日の9日間に集中させる
- ✅ 合計3万円(還元上限3,000pt)を目安にする
- ✅ ポイント払いはせず、全額AEON Pay決済にする
条件をきちんと踏まえたうえで、日常の買い物と年末のまとまった支出を「3万円前後までAEON Payに寄せる」。このくらい割り切った使い方をすると、無理なく10%還元を取りに行ける優良なキャンペーンだと言える。


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