管理人の投資スタイルはとてもシンプル。
基本は上記のようなスタイルだが、今までも数年に1回ぐらい、「VT」の配当金などがある程度たまったら単発で米国の高配当インデックスファンド「VYM」を買ったりしていた。
ほんとに思いついた時の購入で、そこにはなんら戦略も、タイミングも、こだわりもないもんだったわけだが・・・
どうせ買うならドルコスト平均法を使って今後は毎月一般NISAでVYMを買っていこうと決心した。
(一定額じゃなくて一定量なのでドルコスト平均法ではなかった。後で気づいた(汗))
ということで、久しぶりに米株をNISAで購入したのであらためて注意点など。
尚、今回管理人は「VYM」を購入したが、銘柄は違っても一般NISAで米株購入ならぜひ参考にしてみてほしい。別にNISAじゃなくてもよい。一般的に米国株を買うときの基本的な購入方法のおさらいという意味でもお役に立てればうれしい。
また、なぜ「つみたてNISA」じゃなくて一般NISAで買い付けするのかというと、管理人は一般NISAをすでに利用していて、この二つは併用ができないのと、更に、「つみたてNISA」は購入できる銘柄も決まっていて、今回の「VYM」は対象銘柄でないという二つの理由からだ。
VYMは楽天証券指定の米国上場ETFの買付手数料無料15銘柄には入っていないが実質無料だ
楽天証券では、そもそも海外ETFの買い付け手数料を15銘柄無料にしている。
同じく高配当銘柄に投資をする「SPYD」は楽天指定の15銘柄に入っているので手数料は完全無料だが、VYMは対象ではない。しかし、NISAで買うならどっちみち無料になる。(一般NISAで海外ETFを購入の場合)
いったん手数料がとられるが、のちにキャッシュバックされるので「実質無料」だ。
※毎月下旬に、前月分の買付手数料(国内受渡分)が楽天証券口座にキャッシュバックされる。
スマホアプリ「iSPEED」から米株購入してみた 予想受け渡し代金は高めに表示される!
さて今回はスマホのアプリで購入してみた。時間は米国市場が始まる前に成り行き注文を入れた感じだ。まずアプリで「VYM」を探す。お気に入りにすでに入れている人はそこから引っ張ってくればいい。
検索で出てこない場合は、検索範囲が日本株だけになってるはずなので米株も検索できるように設定で変更してあげよう。
あとは検索して見つけたら注文ボタンを押して必要項目を埋めていく。
今回管理人は、配当でたまったドル資産をそのまま使うので、決済方法は外貨決済にしている。
円で買う人は「円貨決済」にしよう。同じく指値で買いたい人は指値に変更。ここはお好みのスタイルで。
NISA口座で買いたいので口座区分はもちろんNISAだ。
さて、前日終値は「107.4600」なのに、予想受渡代金は「111.21ドル」になっている。
こんなに高く買わされる?と焦るが、だいたいはそんなことはない。ここには手数料も入っているし、参考価格を元にして計算しているのであくまで余裕をみて表示されているとおもっていいだろう。絶対ではないが。
注文は無事完了だ。
楽天証券HPより注文照会を見てみる。予想受渡代金と比べてだいぶ安く約定している
下記は数日後パソコンの注文照会から確認した画面。
実際の受渡代金は107.91で予想金額と比べたいぶ安く約定しているのが分かる。内訳は約定単価107.39000USドル+手数料0.52USドルになっている。
そしてこの手数料0.52USドルは後で返ってくる。
ただし、キャッシュバックは円建てでされるようだ。その際の為替レートも購入時とは若干変更の可能性もあるのでその点だけは留意が必要。
※後日確かにこのようにキャッシュバックされている。
あらためて押さえておきたい!海外ETFをNISA口座で運用するメリットとは?
最後に基本に戻ってなぜNISAなのかという問題。
そもそも、売却益(キャピタルゲイン)に関しては日本国内での課税だが、分配金に対しては米国と日本とのダブルで税金がかかる。これをNISA口座で購入する事で、米国内のみの10%課税ですむ(本来日本で更に20.315%がかかる)
ただし、NISAでは外国税額控除が適用されないので注意が必要だ。
本ブログは株専門ブログではないので詳細は省いたが、手軽な資産運用として海外株をやってみたいという人にとっては是非今回の記事を参考にチャレンジしてみてほしい。
※後日談
今になって気が付いた。毎月1株ずつVYMを購入するのはドルコスト平均法の投資ではないな。お恥ずかしい限り。同額で買い付けて初めてドルコスト平均だ。同量買いではダメなので・・
さて買い付け額をどうしようか思案中。
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