auひかりに限らず、自宅のひかり回線はしょっちゅう変えるものではないのでいざ申し込みをしようとして色々調べても、ネット検索でヒットするのは大体代理店の申し込みサイト。
やたらと威勢の良いキャッシュバックを謳っているところが多い。
もちろんこのようなサイトのほとんどは詐欺サイトでもないし、優良条件で実際契約可能な代理店も多くあるのだろうが、ある程度知識がないと、なんとなく契約して後でこんなはずじゃなかったというようなことが起こる可能性も高い。
重要なことは大体は小さく書かれている事が多いし、条件というのも細かい。
またキャッシュバックを貰う手続きも複雑だったり1年近く先なんてこともある。
時間があってITリテラシーがある程度あって、細かく注意深く契約条件を読めて、いざとなれば交渉力もあるという方向けと言える。
そこでおすすめはなんと言っても量販店での契約。
大手の実店舗での契約ならわからないことは事前にいくらでも聞けるし、万が一何かがあってもネット対応とは違ってある程度融通をきかせてもらう事が可能だからだ。もちろんネット契約と比べても大きく劣ることもなく最高点とは言わずとも平均点以上の条件では契約可能だ。
量販店の聖地、池袋でauひかりで条件のいい店を探してみた POP広告の内容は最高値だ
今回は池袋のヤマダ電機とビックカメラなどを回ってみた。これを書くと都心の店舗が前提の話かと諦める人もいるかもしれないが、こういう量販店のチェーン店は大体全国どこでも共通の条件である事が多い。ヤマダ電機であれば全国あちこちにあるのでぜひ参考にしてほしい。
調査したのは2022年9月の平日。スマートフォンと違ってあまり平日と週末の条件の差異はないが、もしスマホ契約と同時にやる場合は週末の方がいいかもしれない。また、月によってキャッシュバックの額も微妙に違ってはくるが、こういうのは思い立ったら吉日だ。
さて自分は今回マンションタイプのauひかりを申し込もうと思う。果たしていかに!
auひかりのキャッシュバックの種類と注意点
量販店のauひかりのキャンペーンは基本はこんな感じ↓だ。ビックカメラを例にとる。このようにポップに条件が書いてある。「 すごい!105000円ももらのか」と思うけどそうは問屋が卸さない。
ここに書いてある4種類全てもらえる訳ではないし、それぞれ記載の額も最高値であることに注意しないといけない。特に下二つは0になることも多い。
まずは上から。これはプロバイダからの25000円キャッシュバックだ。
auひかりといってもプロバイダは何種類もある。正直どれを選んでもあまり変わらないので、店員さんと相談して特典の大きいところを選べばいい。
これは開通後に所定の手続きをしてプロバイダーからキャッシュバックを貰う。プロバイダにより最大25000CB円(ホームタイプの場合。マンションは2万円CBが上限)口座を伝えて現金を振り込んでもらう形が多い。契約後数ヶ月先になることがあるので忘れないように注意が必要だ。自分で請求手続きをする。契約後に不明点があればプロバイダに直接聞けば詳細がわかる。
画像二段目は店舗でもらえる40000Pだ。
ここにはポイントと記載されているが、管理人の場合は家電値引き44000円分と言われた。5万円の買い物なら6000円でできるということ。ただ、少しつっこんだら後日40000Pをビックポイントカードへ付与も可能だと。(その場合開通後翌月10日過ぎに再度来店して40000P(ビックポイント)これは店によっては商品券だったりするし、同じビックカメラでも店舗によって条件が微妙に違ったりする。
契約当日に何か家電製品で44000円以上のものを買ってそれを44000円値引きするのが値引き額としてはポイントより4000円多いので、目当ての電化製品があるなら事前に決めておけばいいと思う。(対象外商品もあるので注意)apple製品なんかはおすすめ。
管理人の場合特に欲しいものもなかったので4000円下がっても後日ポイントを選択した。
(後日必要書類一式を持ってポイントカードとともに店に持っていけばポイントを付けてくれる。自分の場合は開通月翌月の10日以降に行ってもらえた)
さて、ここから下二つは『au乗り換えスタートサポート』と呼ばれるもの。
10000Pの方は、スマートバリュー(auスマホと)や自宅セット割(UQモバイルのスマホと)を組んで10000円分の還元。
既存の契約や、今回同時に申込みをするスマホの回線があればそれとセット割を組むことによって後日aupay残高で1000P✖️10回分(10ヶ月かけて一月1000円分ずつ)もらえる。ここで一点注意だが、セット割を組むためにはひかり契約にオプションで電話(一月550円)をつけなければならない。
電話なんて使わないって人でもとりあえずオプションに加入して10ヶ月は10000Pもらうなどの工夫をしても良いだろう。ポイントをお金と考えれば少しは得だ。もちろん面倒ならこの10000Pは最初から捨てるのもあり。
最後に記載の30000円キャッシュバックというのは解約金負担の事だ。
以前の自宅のネットの解約金や違約金が発生した場合にそれを負担してくれるというもの。
今回管理人は解約金のないホームルーターだったのでこれは使用できなかったが、乗り換え元で解約金が発生する場合はぜひ店員さんに詳細を確認して後日申請しよう。
さて、一通り説明したが、あくまで上記は管理人の場合であり、皆が皆これと同一条件で契約できるとは限らない。これより上乗せでいい場合もあるし、少ない場合もある。また、上から2番目の契約店舗でもらえるポイント関しては、上記で触れたように例えば現金にしてもらうとか、そういう相談も積極的にしてもいいと思う。実際近隣のヤマダ電機では金額こそ減額になるけど現金払いも出来るかもしれないみたいな匂わせはあった。ひかり回線は店にとってもインセンティブが大きい契約なので、ある程度の譲歩は期待できるのだ。
UQモバイルやauのスマホと同時契約の場合なら更に上乗せになる可能性も高いので必ず交渉しよう。「 同時契約するのであと1万円キャッシュバック増えませんか? 」など、どんどん交渉してほしい。言うだけタダだし、スマホとひかり回線の同時契約なら増えて当たり前だと思った方がいい。
(スマホ側、ひかり側、どちらか一方、またはどちらも特典がさらにアップされるという意味)
遠慮したところで何もはじまらない。たった一声で簡単に好条件に変身する事があるのだから。
auひかり2回目でもキャッシュバックその他特典は適用可能!ただし注意点あり
管理人は過去にauひかりに入会したときにもこのようキャッシュバックをもらった。5年ぐらい続けて今年6月にやめ、今回3ヶ月後に再入会した形だ。
さまざまな店舗を回って気がついたことがある。
ネット記事などで事前に調べた限りではauひかりの二回目の加入時はキャッシュバックなど受けられない、受けられなかったとの個人ブログがちらほらみられた。
まず、基本的にキャンペーン適用は一人一回が原則らしいが・・、これは店員さんが言ってるだけでどこかに記載されていたのを見たわけではない。
しかし、以下のような懸念が複数の店舗から指摘された。
-
プロバイダが前と同じだとキャッシュバックは受けられないかもしれない。
-
工事費が実質0円になるキャンぺーンは適用外になる可能性がある。
※工事費は名目上は毎月かかるけど同じ金額の割引が入って実質無料というキャンペーン。auひかりではほとんどいつもやっている。
最終的には1、2どちらもプロバイダを前回と違うところにすれば大丈夫だと回答を得たが、数店舗回った時点ではほとんどの店で工事費のキャンペーンが適用になるかどうかわからないと言われたし、プロバイダのキャッシュバックももしかしたらもらえないかも?といった曖昧な答えが多かった。
これはスタッフさんの知識不足もあるだろうが、その時に店員さんが電話で確認するauひかり側のスタッフの知識によるところも大きいと思う。
契約者の立場からいくら「できるはずだ!」と言い張っても、向こうは自分らの方が正しいと思っているから、店ができないと言ったら素直に引き下がるしかない。ただし実はプロバイダを変えれば工事費もキャッシュバックも何の問題もないのが正解(実際管理人はこの条件で普通に契約できたので)なので、うまくその正解に店側でたどり着けることができて、言質を取ることさえできれば契約実行だ!
コメント